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認可外保育園は危険?認可外保育園のメリット・デメリット

とてもお久しぶりです。

息子は1歳6か月になり、毎日元気すぎるほど元気で手を焼いています。

 

最近では、言葉も徐々に増えてきて、「まんま」、「ちょんちょん(つつくときの効果音)」、「ないない」、「ばぁ」、「うん(肯定)」、「あい(返事)」などなど毎日ちょっとした会話ができるようになりました。

 

実は第二子を妊娠して体力的にきつく、仕事量が増えたこともあり、最近はいわゆる「認可外」の保育園を利用しています。

 

認可外保育園と聞くと、事故や保育をする方の質の問題などあまりいい印象を受けない方も多いと思いますが、今回は実際に認可外保育園を利用している「ユーザー」の目線で感じたメリット・デメリットをまとめてみました。

 

 

認可外保育園とは?

 認可外保育園とは、簡単に言うと国が定める基準(教室の広さ、給食室の有無、保育士の人数に対する園児の人数、衛生管理などなど)のいずれかを満たしておらず、都道府県知事からの認可が下りていない保育施設の総称です。

 

認可外保育園と一言でいっても、独自の教育方針・こだわりをもとにあえて「認可外」となっている保育園もある一方で、保育士の人数に対して園児数が多すぎて完全にキャパオーバーの状態になっているような「環境がブラック」で認可が下りない保育園まで、かなり幅広くあります。

認可保育園が保護者の仕事や病気など「保育に欠ける」児童のみが選考を受けて通えるのに対し、認可外保育園は空きさえあれば親が働いていなくても預けることができます。

 

認可外保育園のメリット3つ

認可外保育園のメリットは、次の通りです。

 

1. 型にはまらない独自のシステムや運営方針がある

2.リフレッシュや息抜きなど気軽に一時保育を利用しやすい

3.認可園に入れない環境の子供でも預けることができる

 

1. 型にはまらない独自のシステムや運営方針がある

型にはまらない独自のシステムや運営方針があるというのは、例えば私が利用している園では保育士の資格はない英会話教師(外国人講師)を雇用し、保育士と一緒に「英語と触れ合える」環境での保育を実施しています。

 

毎日英会話やリトミックなどのカリキュラムがあり、よりよい保育内容にしようと園長先生を中心に頑張ってくれていて、常に内容が変化し続けています。

 

認可保育園では、やはりルールに乗っ取った形でカリキュラムなどが決まるので、独自のシステムなどはなかなかすぐには取り入れにくい部分もあり、「良いもの」を「すぐに」取り入れて実践できるのは認可外ならではの強みだと思います。

 

中には、そんな自由な園のあり方にプライドをもって認可外という形をとっている園もあるので、「ちょっと変わった」園を探したい場合は認可外も視野に入れてみるといいかもしれません。

 

2.リフレッシュや息抜きなど気軽に一時保育を利用しやすい

認可保育園でも一時保育を受け入れている場所もありますが、基本的に事前の予約が必要だったり、条件が厳しかったりとあまり気軽に預けられるものではありません。

 

今は核家族育児ノイローゼになってしまうママも多いですが、ちょっとの時間だけでも「自分の時間」を持つことで救われることも多いはず。

もちろん信頼できる保育園を上手に探す必要もありますが、認可外保育園であれば、どんな理由であっても気軽に預けられる環境があるので、利用しやすいという面があります。

 

3.認可園に入れない環境の子供でも預けることができる

2とややかぶっていますが、通常認可保育園であれば預けられない条件の子を受け入れてくれるのも認可外ならではのメリットです。

 

例えば、同居家族がいて書類上はとても「保育に欠ける」状態とは言えないけれど、実際は見てもらえないので保育園を利用したいなど・・・そんな時でも、認可外保育園なら受け入れてもらえます。

認可外保育園のデメリット

認可外保育園のデメリットは、大きくわけて次の通りです。

 

1.保育料が比較的高い

2.園により質のばらつきがある

 

1.保育料が比較的高い

認可外保育園は認可保育園とは異なり、行政からの金銭的な補助を受けていないので、運営するためには保育料を認可園よりも「多め」に設定していることが多いです。

 

そのため、「認可外保育園は高い」というイメージがあると思いますが、その分習い事に匹敵する特別なカリキュラムを導入していたり、認可園よりも柔軟な対応をしてくれるなどのメリットもあります。

 

2.園により質のばらつきがある

認可外保育園の一番の問題がコレだと思いますが、認可外保育園は平たく行ってしまえば「基準がない」状態ですので、本当に質が良い保育園から、そうでない保育園までピンキリです。

 

そのため、認可外保育園に対して「怖い」とか「信用できない

と考える人が多いのも事実です。

 

私の個人的な感想ではありますが、自分がしっかり確認して、口コミや評判などを参考にしながら実際に少し通わせてみて「いいな」と思える園は必ずあると思います。

認可外保育園は、良くも悪くも「どの園を選ぶか」で大きく先が分かれますので、そこが難しいところでもありますね。 

 

まとめ

認可外保育園が全て危険! という訳ではないことはわかっていただけたでしょうか。

メリット・デメリットがありますが、大切なのは自分の目で見て判断することだと思います。

 

実際に公立の認可保育園に負けないくらい良い認可外の保育園もたくさんありますので、まずはどんな教育方針・雰囲気の園なのかをしっかり見てみるといいですね。

 

大切な我が子を預けるのに迷っているママさんも多いと思いますが、自分が自信を持って「預けたい」と思える園に出会えることを願っています。