「なんとなく浪費」をなくせばお金は貯まる?実際に計算してみた!
普段生活している中で、「あっこれ面白い」、「かわいい!」、「おいしそう!」そんな一時の感情に振り回されてついつい絶対に必要とは言えないものを買ってしまうことはないでしょうか。
しかも、そうした感情に振り回されて購入した品物ほどあまりつかわない・・・。という方も少なくないと思います。
かくいう私もあまり自制心が強いわけではなく、節約上手ではありませんので、ついつい無駄にお金を使ってしまうシーンがあります。
今回は、自分を戒める意味でも、そんなついつい使ってしまう「無駄なお金」を無くしたらいったいいくら貯まるのか計算してみました。
「なんとなく浪費」とは
「なんとなく浪費」とは、冒頭でお話しした「絶対に必要というわけではないものに、なんとなくお金を使ってしまうこと」を指しています。
私が勝手に作った言葉ですので、別に定義がはっきりときまっているわけではありませんが、その名の通り「なんとなく」使ってしまった「無駄なお金」と理解していただければと思います。
小腹が空いた時、真新しいものを見かけた時、可愛らしいものをみかけたとき・・・こんなとき、私の「なんとなく浪費」は起こります。
次に、なんとなく浪費でいったいどの程度のお金を使っているかを計算してみました。
なんとなく浪費で実際にいくら無駄になるのか?
私の場合、なんとなく浪費は息子を保育園に預けている買い物中に起こることが多いです。
息子がいればぐずりだす前にさっさと目的物だけを買って帰るのでほとんど無駄にお金を使うことはありませんが、自分一人でゆっくり見られる環境だとついつい財布の紐が緩みます。
ここでは、週に3回、「なんとなく」でおいしそうなもの、使えそうなもの、かわいいものなどを1,000円ずつ買ったと仮定しましょう。
1回あたりの金額は大したことがないように感じますね。
週に3回、1,000円ずつのなんとなく浪費を1ヶ月続けた場合、使う金額は次のようになります。
1,000円×3回/週×4週/月=12,000円/月
1回はたいした金額ではなくても、定期的に続けると万単位になってしまうことが分かりますね。
しかも、今回は1回1,000円で計算していますが、「なんとなくランチ」なんかを入れだすともっと恐ろしいことになりそうです。
なんとなく浪費をなくして1年で貯まる貯金額
さて、先に仮定した内容では、1ヶ月あたりに使う「なんとなく浪費」は 12,000円となりました。
ちょっと控えめの数字にしていますが、これ、週末の「なんとなく外食」や「なんとなくランチ」なんかを入れたら20,000円を軽く超えてきそうですよね。
ですが、ここでは最低でもどの程度使っているかを知りたいので、とりあえず12,000円を毎月のベースとして、「なんとなく浪費」が起きると仮定します。
すると、1年間で無駄に使っているお金は、
12,000円/月×12ヶ月/年=144,000円
となります。いざ計算してみると、週に数回1,000円ずつ使うだけでも年間で見ると驚きの金額ですね。
これを10年続けたら144万円も無駄にしていることになります。
なんとなくの無駄遣いだけで海外旅行に行ける・・・。自分自身、身にしみて「なんとなく」でお金を使うことの怖さが分かりました。
まとめ
今回はかなり控えめな金額で計算してみたつもりですが、無意識でちょっとずつお金を使うと本当に「チリも積もれば・・・」という状態になることが分かりました。
私はついなんとなくでお金を使ってしまうことが多く、お小遣いを無駄にしている気がしていましたが、仮とはいえ計算でこんなに大きな金額になるとかなり凹みますね。
「今日はストレスが溜まっているからお茶をしよう」など、目的を持って使うお金は生きるお金だと思いますが、そうではない、本当に気分だけで使っているお金は極力減らす努力をしようと思います。
これを読んでくださった方も、ぜひ「なんとなく浪費」をしそうだと感じたら、浪費しない場合と比べてどの程度お金がセーブされるのかをじっくり考えてみるといいかもしれませんね。